読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

つぶやき

日々感じたことをつぶやいてます。

魂の眠る瞬間

この仕事をしていると、普段では味わえない出来事に遭遇する。

以前、何度も相談にいらした方がいる。

何を言っても、どんなアドバイスしても、否定的で懐疑的なのだ。

こうなってはどうしようもないというくらい天の邪鬼。

折角ゆり起した魂への意識の扉。

必死に魂は心と感情にアクセスし、自己の在り方を取り戻そうとした。

だが・・・

数カ月して、魂は自ら眠ることを選んだ。

すなわち、身体の命は残して、大霊の世界へと戻ってしまった。

こうなると人はどうなるか。

ただ生きるだけです。

普段と何も変わらない、記憶も感情感覚もそのまま。

だけど、自己の確立、魂の目的は果たせません。

つまり、魂の眠った状態とは、自我だけで在る状態。

 

なぜ、そうさせてしまったのか。

本人も何の自覚もないだろう。

ただ「怖い」だけだったのかもしれない。

苦しいことが「嫌」だったのかもしれない。

向き合うことが「面倒」だったのかもしれない。

自分の都合に当てはまらなかっただけかもしれない。

そうなっていくと、殻に閉じこもる。

殻は内側より強固になっていき、外側からは壊せなくなる。

当の本人、何がしたいのか、どう生きたいのか・・・。

 

魂は創造と体験からの経験を積みたい。

カルマ的要因のある過去の清算をして、新たな境地に行きたい。

神に回帰する前に、神たる自己を確立したい。

生きとし生けるものすべてを愛したい。

 

魂を眠らせるのは簡単だ。

否定しまくればいい。

自己も他者も世界も。

感情を疑い、そんなはずはないと言い聞かせていくうちに、自分の感情がわからなくなるし。

 

魂を起こすのは簡単だ。

自分が魂たる存在であることを受け入れればいい。

新しい感覚や感情、一見辛苦なこともしっかり認めていけば、新たな世界が開く。

そして、何より、歓喜している自己を知ることができる。

 

魂の眠ってしまった人を何人も見てきた。

その度に、心臓が痛くなるほど辛い。

そして、とても悲しい。

意気揚々としていた時期もあったが、一瞬のことで全て逆転してしまう。

在る魂は、手紙を残した。

それは物悲しすぎるものだった。

生まれる前。神と約束してきたことの一切を反故する覚悟だ。

そんなことってあるか?

そう何度も問いかけてみたけど、「自由意志」なのだ。

 

スピリチュアルな仕事は酷なことも多い。

ただ、魂だけは眠らせないで欲しいと心の奥底から真摯に願う。